2006年12月26日火曜日

感想:アンビエント・ファインダビリティ―

アンビエント・ファインダビリティ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

なんとなく「伽藍とバザール」を思い出した。
書店でパラ読みした際、セマンティックウェブやオントロジーについて書いてある本だと思い購入したら、方向が違った。(セマンティックウェブにも章を割いているけど)

人の注意力(アテンション)は有限で、この狭いパイを(広告スペース・本当に欲しかった情報などが)取り合っている。という話がなぜか印象に残った。

web上の情報がどんどんと膨れ上がるたび、検索エンジンの提案するリストは散漫になっていくような気がする。どうやって本当に欲しかった情報にリーチするか、そのsuggestができるか、ということを考えなきゃならんのだ、ということを思い出した。
検索エンジンの使い分けも解の一つだろう。(コード専門、ブログ専門、などなど)

今現在あるもので満足して、思考をとめてはいかんな。

0 件のコメント: